11月4日に開催されたフェティッシュ・アートフェスティバル艶惨11に行ってきました!
この素晴らしい芸術の祭典を、私如きの浅はかな知性で語るのは大変申し訳ない気持ちでいっぱいです…若輩者の拙い文章をお許しください。
目次
艶惨に行った理由
今回は「さよならを教えて」「あやよさんシリーズ」等で有名な長岡建蔵先生が2002年に発売して以来17年振りとなる「さよならを教えて 設定資料&原画集」の増補改定版が再販されるということでそちらを目当てに行きました。
実際、艶惨には欲しいものだらけ、手に取りたいものだらけだったのですが…画像と実物は全然違いますね。
艶惨で感じたこと
初参加でしたので、緊張してしまいました…
名前の通り凄惨な作品の中に美しさを見出すこのイベント。この分野に詳しく、何回も来ている方が大半で、自分みたいな者が踏み込んで良い場所なのか、会場内の重厚で恐ろしい雰囲気に自分は耐えれるのだろうか、などなど心配事は尽きませんでした。
心配は杞憂に終わりましたけどね。実際のイベントは、個性の豊かさに驚かされ、作品を観れば圧倒され、購入すれば早く味わいたくて堪らない、帰る頃には名残惜しい、といった具合でした…めちゃくちゃ楽しかったです。
会場の雰囲気
会場の印象は極めて自由。イラストレーターが大半ですが、作風はひとつとして同じものはありませんでしたし、イラストレーターだけでなく、音楽で表現している方、武器を売っている方、アクセサリーを作っている方などなど様々な方がいらっしゃいました。
アーティストが自分の作風でテーマに沿った…いや、沿わせるかどうかも自由な作品を作り上げ、気になったらどうぞ見ていってくれ。気に入ったら買ってくれればいい。というようなスタイルで本当に見ている側も気楽に作品を手に取ることができました。
私が感じた艶惨の魅力
こちらは箇条書きでいきます。
・テーマが決まっているのでまとまりがありました。
・しかし、作風はみんな違って【この人は艶惨をこう捉える】というのを見るのが面白かったです。
・こじんまりした祭り故にアーティストと参加者の距離が近かったです。雰囲気を良くしてるのはこれが理由ですね。
普通に作家さんと雑談している参加者の方もいらっしゃいました…常連さんとはもう仲良しなのかもしれません。
戦利品の自慢
こちら+長岡建蔵先生のアパレル1点が戦利品です。設定資料にはサインまで頂いて…感激です(号泣)
あとがき
艶惨は調べましたところ、年に2回、だいたい4月と10月に開催しているそうです。こんな楽しいお祭りに年2回も参加できるチャンスがあるとは…
買う買わない、アーティストを知っている知らないは置いておいて、グロテスクな描写が苦手ではない方なら是非足を向けてみては如何でしょう。楽しいひとときを堪能できると思います。