冬も間近になりました10月の下旬、前回と同じようにセールスで買った10本のゲームのうち8本を終えました。次に私が選んだゲームは「ゆのはな」メーカーはPULLTOP。最近ではこの大空に翼をひろげて、見上げてごらん夜空の星をで有名ですね。
一言感想
このゲームの感想を一言に纏めると「終わりよければ全てよし」です。
良い点
良い点は2点挙げます。
まず人のあたたかさを強く感じます。親切なキャラが多く、個性が強い、閉鎖された田舎町で毎日ポカポカ漫才のような生活をします。地元の人達はいいひとばかりなのですが、主人公も素敵です。常にテンション高くて格好悪いですが、優しくて一生懸命です。
2点目は、全ルート共通してラストが面白いです。基本的に個別ルートはどのルートでも伏線を回収でき、誰を選んだかによって掘り下げる話が違う、というもの。特に穂波ルートは他のヒロインとは違う道を歩んでいます(やった中ではこの子の話が一番重要だと思いました)
極めつけはグランドEDである、ゆのはルートです。ほかのヒロインと比べてかなり短くお金もどんどん貯まっていきます。それ故に濃い話が凝縮されており、至高の逸品とも言えるお話。最高でした(鬱陶しかった邪神が恋して普通に可愛くなったので、お前誰感が凄かったことは言うまでもありませんが)
悪い点
こちらも2点挙げます。
まず長い。お金を20万円貯めると終わるのですが、特に穂波ルートが長い。バイト代が安い上に穂波とゆのはが喧嘩して神力を使いまくるのでじゃんじゃん使われていきます。正直言ってキレそうでした…
特定のキャラが合わない人がいる。私は邪神と山猿です。私には合いませんでした。最もラストになるといい所しか見えなくて私のようにチョロいプレイヤーはコロッといくのですが、それでも長いはなし×3人分こやつらの相手をするのは辛かったです。終盤のお話の良さはここまで耐えたプレイヤーに対する労いだと感じるほどでした。
総評(オススメ度)
オススメできます。
やっぱりテンポ悪くてもやる価値はあるラスト。そしてゆのはルートの出来は傑作と言わざるを得ないでしょう。冬にぴったりなあたたかい話なので是非プレイしてみてください。