こんこんちきな日記

名前に意味はありません。エロゲや本などの感想を書いていけたらいいなと思います。拙い文章で申し訳ありません。

この青空に約束を 感想

f:id:Olympia_38:20191120214823j:image言わずと知れた戯画及びまるねこの名作です。このゲームの略称はこんにゃく。

約束の日はあまりにも有名で、このゲームを泣きゲーの代表作として挙げる方も少なくないのではないでしょうか。

メーカーは戯画。バルドスカイシリーズ、まるねこの作品各種などが有名です。新作アオナツラインもかなり期待値高いので購入したいところです。

 

目次

 

 

ポイント

何回か再販していますが、現在やるなら多少値が張っても最新を購入することを強く勧めます。初回版と通常版はwin10では起動出来ない可能性が高いので(初回版は起動できませんでした)

 

一言感想

ありふれているようでオンリーワンな感動

基本的に泣きゲーには別れや死など王道の要素があります。つあり感動系のストーリーは似たり寄ったりになることが多いです。その中でいかに独自性を発揮できるか、というのが泣きゲーの課題になると私は考えています。

このゲームは一見別れで泣いているように思えますが、このゲームの泣き所は別れではなく思い出だと感じます。これがこのゲームで味わう感動の独自性なのだと思います。

 

良い点

笑って泣けることは言うまでもないでしょう。このゲームをやった人はまずこれを第一にあげると思います。キャラの濃いヒロインや主人公がきっと読者を楽しませ、別れの時には胸が引き裂かれる想いにのたうち回ることになるでしょう。

そして、私が良いと思ったポイントを挙げます。それは、ゴールが1つではないことです。このゲームは見せ場となるルートがありません。通常、この手の泣きゲーはメインに全てが集中して、そのルートの出来で評価が分かれるというものが多いのですが、このゲームはどのルートも等しく良い出来で、甲乙つけられない内容でした。私はいくら約束の日が感動的だとは言ってもこの構成でなければ感動も半減だったかと思います。どのキャラも突出していなく、総じて魅力的だったからこそ、あのエンディングが光るのです。

 

悪い点

若干個別ルートが薄いように感じました。確かに1人のキャラに集中させなかったのは良いことだと思いますが、均したこともあって個別自体の内容は少し物足りなさを感じました。キャラは多いですし仕方ないと言えば仕方ないのかもですが…そう感じた理由としましては、掘り下げ足りない部分があったからかなと。例えばさえちゃんが問題児の航を信頼している理由とか、静の親の話とか…もう少し掘り下げることができたなと思ってしまったところが少し残念でした。

 

総評(オススメ度)

オススメできます。ぜひこのゲームの感動を味わって頂きたいです。死生観無しにここまで感動を提供できるものなのかと驚くと思います。

あと知名度が高いですよね。知名度が高いエロゲで良い点がハッキリしてるものは話題に出しても困らないので、そういった面でもおすすめ出来ます。