かにしの本校の感想です。
目次
良い点
上手くまとめ上げました
これが本当に凄いのです。
本校と分校は全く違った学校の側面を描き、まさに別作品のような作りをしています。それだけで評価は高いのです。6人全員が違うテーマで描かれた話。更に分校、本校にまとめてそれぞれの特色を違ったテーマに与える。これだけで凄いと思います。
そしてそこから更にみやびルートで全てまとめ上げるような作り方をしています。そのように感じる理由は、司の誰も見捨てないという理念が実際に叶うのはこの話だけだからです。
みやびルートは最初からここに収束させるプランで話を組み立てていたようなつくりでしたね。
悪い点
ワンパターン化されているところがある
最後の障害となるものが…主人公の過去なのですが、それが良くなかったなぁと。分校はその点いい感じにバラけさせていました。
他にもヒロインによってここは…と思う部分はありました。殿子ルートは締りが悪かったり、八乙女ルートは陰湿すぎてドン引きだったり、みやびルートは…なぜこれの障害を八乙女楽ルートと被せてしまったのでしょうか。そこはわりとなんとかなる部分だったように感じました。