OVERDRIVEの隠れた名作、僕が天使になった理由です。
ブランド OVERDRIVE
目次
ポイント
アイネ以外のヒロイン全員に2パターンエンディングがあります。オススメはみなもと百合先輩を先にクリアして、奈留子ルート→アイネ(トゥルー)ルートに進むと良いと思います。
評価
様々なところから「素敵」が溢れる力作
様々なところでコンセプトが良い
これが本当に素晴らしいです。恋人を結びつける赤い糸を弦に変え、音楽を奏でる天使。その天使の羽が雪のように冬の夜空に舞う。
美しいですね。
上手く説明出来ませんが、ひとつの設定に対して関わってくる事柄が多く、単発ではない感じです。
瀬戸口節を受け継いでいる
このゲームのシナリオは瀬戸口先生ではなく那倉先生ですが、このゲームの不幸の描き方は瀬戸口先生にそっくりでした。
瀬戸口先生がシナリオを手がけた「キラ☆キラ」の続編である「DEARDROPS」を那倉先生が手がけたということもあり、瀬戸口先生の作風に影響されたのかもしれません。
独特な選択肢
共通部の選択肢は基本的に欠片を返す、返さないのみとなっております。それによって攻略できるヒロインか変わります。
この選択肢…他にないですよね。
全く返さない→百合先輩
4章まで欠片を返す→みなも
全て欠片を返す→奈留子
基本的に主人公は欠片を返さない思想だったので、
主人公の思想で進む→主人公に似ている百合先輩のルートへ進む
というのは良いと思いました。
曲が良い
ブランドがブランドだけに良い曲揃いでした。
感想
良い出来でした。人を選ぶシナリオだとは思いますが、オススメできるゲームとなっております。
このゲームをやった感想は、テーマ、シナリオ、結末はエロゲというよりアニメ向きだと思いました。まあ、アニメ化して欲しいかと言われたら、して欲しくないと答えますが(笑)
OVERDRIVEの中ではかなり風変わりなゲームだと感じました。このブランドのゲームをプレイしたことのある人も、ない人も楽しめると思うので、是非プレイしてみてください。