友人に勧められたゲームです。その方の好きなゲームには私の趣味に合っているものがあり、このゲームに対する期待は大きかったです。
ブランド FLADY
目次
ポイント
まず、システムが斬新です。チャート式と言うのでしょうか。シナリオを選択して、物語を進めていくタイプです。ですから、途中セーブはございません。加えて、序章はかなり長いので、最初は戸惑うと思います。
評価
どこまでも非凡で、異質で、独特なゲームだと感じました。
独特なテキスト
テキストやセリフは語り口調で進みます。表現も上手い、伏線も多くて厚みもある、そんなテキストです。ゲームの根幹をつくり出しています。
BGMが良い
水仙花は肌に合わなくても、このゲームのBGMを悪くいう人はいません。と、言うくらい良いBGMだと思います。BGMと作画はさっぽろももこ先生ですので、期待して良いと思います。
メッセージ性が強い
もう強いというか我々に問いかけてきます(泣)
迫力が凄すぎるゲームです。その中でも、主人公と会話しているキャラが急にこちらに話題を投げてきた時は驚きました。
考察されられる、考察を要する内容
進めていくうちに伏線やヒントを沢山得ることができます。このゲームをプレイする人は色々結末を予想して、進めていきます。そして、なかなか答えをくれません…考えうる限りを考えさせて、終盤でネタばらしというのがこのゲームの流れです。
予想通りだった部分もあれば、そうでなかった部分もあると思いますが、全く驚かされないということは無いと思います。
総評・感想
このゲームは強く勧めます。
合う合わないのあるゲームだと口を揃えて言われるこのゲームですが、取り敢えずやっていただきたい内容でした。
私自身やったゲームは多い方ではないのですが、私のやったゲームの中でもこのゲームの出来は上から数えて両手の指に収まるほど凄いゲームでした。
友人曰く、このゲームのシナリオ担当であるHAINさんのゲームは全て世界観が繋がっているところがあるらしいので、他のゲームもプレイしていきたいです。
中でもオススメは、甘えむ、まりくり、屠殺の園と言っていました。
是非、そちらも併せてプレイしてみてください。