私が買った時(2019年10月)で相場10万円程度でした。
ブランド Force
言うまでもなく書淫が有名でしょう。
目次
ポイント
どのヒロインを選ぶか〜など考える必要はありません。個別はありますが、分岐は無いです。つまり、ストーリーに沿っていけば順番に攻略できると言うわけです。
評価
作者贔屓&安く手に入ったこともありますが、買って損はありませんでした。人には勧めませんが…
作りに作者臭!
もう伏線から、テキストから、シナリオから、作者臭がプンプンしますよ。
今までやってきたゲームはそう多くありませんが、深沢先生のようなつくりでゲームを作る人は他に知りません。
ネタバレしても凄さに震えるほど素晴らしい作りなのですが、やっぱりしない方が楽しめると思うので、細かくは言いません。
強いて言うならプレイヤーの視点の移動とが上手い、でしょうか。
私は今回も騙されてしまいました(笑)
起承転結
上手いこと分けましたね。ヒロインは4人いますが、そのストーリーは夫々「起」のヒロイン、「承」のヒロイン、「転」のヒロイン、「結」のヒロインといった具合に分かれています。
こういう文学的な形式がしっかりしているところも作者っぽさがあるのですよね。
演出が素晴らしい
BGMとテキストです。まあ秀逸なんです。盛り上がる時に全てを出し切るような演出をぶつけるのは基本だと思いますが、それが本当によくできています。
総評・感想
勧めません
理由1:高いから
そもそもゲームのプレミア化なんていうのは作者に一銭も入らないので悪い事しかないと思っています。上手くいけば販売は儲かりますが…
是非ダウンロード版を出してほしいですね。
実際ゲームとしてはめちゃ良かったです。流石だと感心しながらプレイしておりました。
理由2:登場人物の感情が薄め
私はそんなにこれを重視しないタイプなんです。登場人物の心情で感動しにくいといいますか....ゲームとしての完成度や、作者のメッセージ、面白い仕掛けなど、そういったものが大好きなのです。
ですが、こういったノベルゲームをやる人にはこれを重視する方が多いので載せました。
登場人物の心情は、短いだけあってあまり濃くは書かれていません。