ブランド
Euphony Production
目次
作品紹介
作品の最初に幾つか質問され、その答えによって終盤の展開が3つに分かれる作品です。
ヒロインと愛し合う神人ルート
ヒロインを欲望のままに奴隷にしていく妖ルート
上記2つを終えた後に入る照ルート
かなり設定が本格的な日本神話ベースのバトルもので、古いながらも熱くなる展開が多かったです。ですが、この作品には大きな欠点がありまして…
とにかく長くて中だるみします。
各ルートがそもそも長く、攻略ヒロインも多く、その殆どが展開に大きな違いがないという…
あと古いゲームですので、システムが残念です。もう読んだ内容だからとクリック連打で話を進めると勝手に選択肢も進んでしまって、上手くルートに入らなかったりですとか、既読スキップはあってもフリーズしたり、オートモードが無かったり…正直しんどかったです笑
作品の魅力
なんと言っても照ルートでしょう
神人ルートで神人とは何か、妖ルートで妖とは何か分かり、それを踏まえて本作のメインルート的な位置である照ルートに入ります。
このルートが両ルートのいいとこ取りプラスαのような話で、上手く作品を締めた印象でした(ルートの最後は若干後味悪く感じましたが)
この作品は伏線も多く、うまくここに集約されていたと思います。
古いので演出は派手ではありませんが、それでも記憶に残る場面が多かったです。
感想・総評
照が好みでした。それがメインヒロインかつ話の大筋となるキャラクターだったので、作品も好み、というものです。
物語の終盤、あの大人しかった照が感情をむき出しにして怒るシーンがとても印象に残っています。