旧作エロゲを動作させる① 〜ディスクイメージを作成しよう〜
ディスクイメージとは
ソフト(今回はフロッピーディスク)の写し身です。現代OSで使用する際、PC98のソフトは現代のCDやDVDのように「直接ディスクから起動!」ということができないので、このディスクイメージを作成し、エミュレータを介して起動するのが共通の第一歩になります。
用意する物
PC98用エミュレータ
ANEX86、NekoProject2などなど、色々あります。
今回はANEX86を使用しました。
ダウンロードページは手順のところに記載してあります。ANEX86はディスクイメージを作成する分には使い勝手が良いのでオススメです。
上手く動作しないゲームもあるので注意です。
動作させたいフロッピーディスク

今回はMSDOS6.2を用意しました。こいつが無いと動作しないゲームもありますが、そうでないゲームもあります。
廃盤になっているせいでバカ高いです。通販で1万円くらい…しかし、用意するものが軒並み不確定要素の強いものばかりなので、多少信頼のおけるものを買った方が良いかと思います。
3.5インチ用フロッピーディスクドライブ
市販されているものはだいたい3.5インチ用なので悩む要素は少ないと思います。Amazonで6000円くらいかと思います。
※PC98 5インチのフロッピーディスクはたとえドライブを用意しても読み込めません。動かしたいゲームはPC98 3.5インチのものを選びましょう。
手順
Anexをインストール
http://mrxray.on.coocan.jp/PC-9801/Anex86.htm
こちらのサイト様よりダウンロードできます。
なんならうちのブログよりこちらを見ながらやった方が分かりやすいかもしれません泣
MSーDOSをディスクイメージ化
1.赤く囲ってあるところをクリックします。

2.ファイル名を入力し、SCANをクリック。ファイル名は分かりやすく入力しておいた方が良いです。

3.緑色のゲージがMAXまでいき、読み込み音がしなくなったら終了。

これで終了です。
あとはひたすらこの工程を繰り返していきます。最終的に〇〇.fdiというファイルがフロッピーディスクの数だけできているはずです。
今回はMSDOSをディスクイメージ化しましたが、ゲームのディスクも同様の手順でディスクイメージ化できます。
ラブ・ネゴシエイター 感想

ブランド ライアーソフト
ライアーソフト5作目の作品です。
目次
作品紹介
元警察官の恋愛交渉人、根越英太はハードボイルドを目指す30代の貧乏人。とにかく金が無く、幽霊助手の岡田勇気や事務所の大家であるさちえから稼いでこいと言われている。
そんな彼が様々な事件を解決?していく話。
アホですね。
注意点
通常はWindows10で動作しません。インストーラ自体に互換モードを当てるとインストールおよび起動ができるようになります。
評価
コメディ要素が強い
特殊性癖系、頭おかしい系、意味不明系、お約束系など多くのネタに対応している作品です。
シナリオの芯がしっかりしている
自殺少女か自分を必要としてくれた人に取り憑いて、一緒に様々な事件を解決していくなんてどう考えても感動する作品になるはずですが、どうもこの作品は…綺麗に受け入れられる作品が作れるはずなのに、グシャッと潰して、なんとも言えない作品に仕上げてしまうところにライアーさんらしさを感じます。
感想
なんともブランドらしい、面白い作品でした。
作風により、作品の感動がダイレクトには届かないように感じましたが、後まで余韻の残る作品に仕上がっていると思います。ライアーさんの作品から感動を見い出せた方や、バカゲーが好きな方には刺さる作品ではないでしょうか。
ストーリーとして、一番良かったルートは一重ルートでしたが、ヒロインは幽霊助手の岡田勇気が良いですね〜どのルートでも終わりまで感動を与えてくれるキャラクターでした。
はっちゃけあやよさん 小ネタ&感想
「エロゲ業界を盛り上げる」という目的で覆刻作業してくださいました。ですので、復刻したあやよさんの値段は非常に安く、殆ど収益は見込めない活動だったにも関わらず、作業してくださったHARD者関係者様、主力になって進めてくださっためんそさん、その他協力者の方々ありがとうございました。
2020年、9月にDL版が配信されて以来、3ヶ月間楽しませてくれたはっちゃけあやよさんシリーズ、その魅力について語っていきたいと思います。
本記事は、関係者様のツイートや、自分で調べた情報を元に考察を踏まえて書いています。
間違いがありましたらご指摘ください。
目次
- 目次
- はっちゃけあやよさん
- はっちゃけあやよさん2
- 〜いけないホリデイ〜
- はっちゃけあやよさん3
- 〜私、逝っちゃったんです。〜
- はっちゃけあやよさん4
- 〜セクシーオリンピック〜
- はっちゃけあやよさん5
- 〜ピカピカの小惑星〜
- 感想・総評

はっちゃけあやよさん
3700円で売るつもりだったところを思い切って100円にしたそうです。どう思い切ったらそうなるのか。そしてシリーズ全体も全て100円という訳ではありませんが、あやよさん本も含めて全部揃えても2000円しません。
どうなっているのですか?
この作品は、文字通り「秒」で終わる作品です。
そんな作品が面白いの?と思う方が多いと思いますが、とても面白いです(当社比)
どういうところが面白いかというと、自社ネタ、謎展開&急展開、謎セリフなどなど
総じて「よく分からない」ところが面白いです。その「よく分からない」ものを勝手に「お約束」にして、後のシリーズでも当然分かるだろう、くらいのノリで使ってきます。
1からぶっ飛んだ作品ですが、その後はどうなっていくのでしょうか…
はっちゃけあやよさん2
〜いけないホリデイ〜
長岡健蔵先生のデビュー作です。
作中に長岡先生が登場しているそうですが、どこにいるかは分かりません!だって当時(18歳)の長岡先生を知らないんだもの。
この時のキャラクターをよく覚えておいてください(今後楽しいことになります)
この作品の面白いところは、やらしい靴屋の選択肢ですね。色々選んでみると楽しいかもしれません。
当時の美少女ゲーム業界の「原画担当」は専門の勉強をしていない方が多かったようです。
そんな中、長岡先生は昼間HARDでシナリオと作画、夜はデザイン学校というまさにハードな生活を送っていたそうです(長くはもたなかったそうですが…)
その努力が後に出す「あやよ3」の累計3万部売り上げるという快挙を成し遂げることにつながる…のだと私は思っています。
はっちゃけあやよさん3
〜私、逝っちゃったんです。〜
この作品は某大手のエロゲブランドが購入し、作画の研究をする程でした。
ネタ要素としては…
あれ?トモコさん…?あやよさんもこのようなキャラクターでしたっけ?
序盤にトモコさんのアホがあやのさんにうつった?ということを匂わせる会話をしています。確かに2ではトモコさんも「ですわ〜」とか言っておりましたし…深くは追求できませんが、面白いのでよし。
それまで自社ネタの多かったあやよさんシリーズですが、この作品からは世間のネタ、パロディネタが多くなってきます。古すぎて全く分かりません。
あやよ3から本当のあやよさんが始まります。
はっちゃけあやよさん4
〜セクシーオリンピック〜

私は、ここからあやよさんシリーズが爆発的に面白くなったと感じました。
それこそ現代のギャグゲーにも引けを取らないくらい。まずセクシーオリンピックが意味不明ですし…
セクシーオリンピックの概要を説明すると、ご想像の通りえっちで勝負して、よく分からない基準で勝敗が決まります。
発送がアホですし、選手も変なのしかいません。
パロディネタは半分も分かりませんでした!でも面白いのでよし。
特に気に入っている所は、作中にはっちゃけあやよさんのファンの方が出てきて、ごもっともな質問で、あやよさんを質問攻めにするところです。
当時この作品は、あまり売れませんでした。理由は、おそらく沙織事件がきっかけで、そもそもブランド自体が存続していることも、認知されていなかったからだと聞きました。
因みにスタッフさんも登場しております。
タマテはおそらく玉手峰人さん、この作品のデザインを担当されている方です。
はっちゃけあやよさん5
〜ピカピカの小惑星〜

はっちゃけあやよさんシリーズの中では最高傑作だと思っています。
理由としては
・ネタの面白さ
・作画
の2つが挙げられます。
・ネタの面白さ
3からアホの片鱗を見せ始めるあやよさんですが、この作品は、もはや狂気の沙汰です。
色々なアホ展開があるので期待できると思います。
私の好きなセリフ
「私の相手がヘタクソだったらお前ら全員ぶっ〇してやるですぅ〜」
・作画
伝説の16色ドット絵なんて呼ばれてたりもしますが、言われなければドット絵とは分からないほど精密な作画です。
長岡先生の独得な質感のある作画をドット絵で表現。オマケにアニメーションもありますので、復刻作業をしているめんそさんは本当に大変だったご様子。
終いには
「あやよ5の復刻作業やるなら新作5本出せます」
という言葉が出るほど。
本当にありがとうございました。
感想・総評
最初は、「昔の作品にしては」という評価で読んでいましたが、シリーズを重ねる度にレベルを上げ、どこからそう思ったのか分かりませんが、「昔の作品にしては」という考えが出てこないほど魅力的な作品に変貌していきました。
現代の作品と全然見せ方が違うので、この年代の作品もプレイしていきたいですね…
なかなか動作環境的な問題で厳しいものはあるかと思いますが、できる限り頑張ってみたいです。
傾城 攻略

ブランド Ange
どこにも攻略が無かったので掲載します。CGは100%集めておりますが、間違っていたらすいません。
大筋としては早緑ルートと初月ルートです。BADENDは赤文字で記載しております。
早緑ルート
見世に灯かりが点くまで待つ
幼なじみで昔から知っている
SAVE1
面倒臭いし、ここから出よう
SAVE2
早緑に行かせる(早緑と戻る)
SAVE3
あれは草露の声だ
草露END
SAVE3から
あれは橘乃の声だ
橘乃END
SAVE2から
早緑を連れていく
早緑END
初月ルート
SAVE1から
けじめだから、裏へまわろう。
とにかく部屋に入る(ここで叶を刺し殺す)
SAVE4(2回使用)
黒鉄に直接聞きに行く
黒鉄END
SAVE4から
都に聞きに行く
俺が都を助ける(一度引き上げる)
SAVE5
そんな話はしていない
都END
SAVE5から
もちろん覚えている
みなつEND
SAVE4から
榊達に協力する
心配だから暫くここにいる
結局、何も言えなかった
SAVE6
時雨が必要なんだ
それでも我慢する(二人の前に出る)
時雨のそばに居てやる(時雨の身体が心配だ)
時雨END
SAVE6から
時雨の身体が心配
それでも我慢する
ゆきに貸してやる(自分が持っている)
初月END
水平線まで何マイル? 感想

やったことのあるかないかは置いておいて、名前は有名だと思っています。略称は「すまいる」
ブランド ARBATH
調べてみたところ、すまいるしか出していないようです。
目次
ポイント
誰から攻略していっても良いと思います。グランドルートはありませんし、このルートの出来が秀でて良い、というのもなかったように感じます。
評価
テーマについて
やる前はころげてと同じ、グライダーがテーマなのだと思っていました。しかし、こちらはグライダーはグライダーでもモーターグライダーと呼ばれる、名前の通りモーターを積んで飛行するグライダーです。
「飛ばしてモーニング・グロウリーを観測すること」
がころげての目標だったのに対して、
「競技会で飛ばして良い成績をあげること」
がすまいるの目標でした。
読んでいてわかる通り、競技色が強いです。
全ルートを通してモーターグライダーを知る
ヒロイン一人一人が自分の担当分野のプロフェッショナルになっていきます。全員違う分野を担当するので、全ルートをやることで、モーターグライダーというものがよく分かるようになっていきます。
深くまでテーマを追求・分かりやすく解説
上記の通り、ヒロインひとりひとりが自分の担当の専門家になっていきます。ルートによって問題の追求する内容が違ったりと、テーマについて練り込まれている印象を受けました。
基礎的な部分は図を用いて解説してあるのも分かりやすくて良かったです。
総評
強くは勧めません
評価のとおり、ゲームの骨組みはしっかりしています。ただ、残念だったのは演出が弱かったことです。ここぞという時に感動に追い込むような演出が用意されていませんでした。
この手の青春物語はシナリオが平坦になりやすい(又は、問題が起きてもその大きさがプレイヤーに伝わりにくい)ので、演出が重要だと私は考えています。
非常に惜しい、名作になるにはあと一歩足りないゲームだと感じました。
まいてつ 感想

ロリゲーの大御所、Loseによる超大作、まいてつです。
ブランド Lose
目次
評価
可愛い!システムが凄い!よく動く!だけじゃない!
システム面について
E-mote
まいてつといえばこれでしょう。キャラがめちゃくちゃ動きます。話す時の目振り手振り、他のキャラが話している時にはそちらに目を向けるなど、めちゃくちゃよく動きます。
使いやすさを追求した完璧なシステム
ウィンドウの大きさが自由に変わるんですよ…ワードとかエクセルみたいに。話を聞くとそういったゲームも何作かあるようですが、私は初めてだったので感動しました。
チャプター毎の進行度がすぐ分かる
画面の下の方にゲージ?があります。それを見ると、今のチャプターでどれだけ進んだか分かるようになっています。
オートセーブ&ブックマーク機能
正直最初は戸惑いました…セーブがないんですよね。そういえば「ものべの」もそうだったかもしれません。すっかり忘れてました(笑)
ブックマーク機能が所謂従来のセーブです。選択肢なんかはここに入れておきます。
ストーリーについて
意外としっかりしている
失礼ながら、ただキャラが可愛いだけのゲームだと思ってプレイしていました…でも、このゲームのストーリーは九州に密着して、方言や観光資源、金融面に置いても凄く作り込まれていました。
各ルート別々の課題に取り組んでいたのも凄いですね。多い上によくそこまで作り込んだものだと驚きました。
グランドルートの盛り上がりが良かった
グランドルートの序盤は熱くなりました!各ルートの着眼点を全て活かしつつ、正しく「正解」を導き出したのではないかと思います。
逆に展開が良すぎて無理やり…では無いかもしれませんが、イチャラブを入れたことが、又は入れ方がもったいなかったように感じます。
これは私の好みの問題なので気にしなくて良いですが…
総評
オススメできます!
なんと言ってもキャラが可愛いですし、知名度もありますし、手に取りやすいゲームではないのでしょうか。
シナリオには起伏が少なかったように感じます。グランドルートのラストと起伏の少なさがこのゲームの苦手なところです。
しかし、自分の評価は置いておいてやって損はしないと思います。
是非プレイしてみてください。
ユメミルクスリ 感想

企画はみんな大好き田中ロミオ先生!
(CROSSCHANNEL、家族計画など)
作画はみんなご存知はいむらきよたか先生!
(とある魔術の禁書目録など)
夢のコラボレーションですね(?)
ブランド ruf
目次
ポイント
誰から攻略していっても問題無いと思いますが、ねこ子は最後が良いかと思います。
評価
コンパクトに纏められた「強くて弱い」ヒューマンドラマ
独特なシナリオ
このゲーム、内容の良さについては最早周知のことであろうと思います。薬物がテーマな特異性と、独特な登場人物の織り成すストーリーは一級品と言わざるを得ないでしょう。しかも、堕ちるところまで堕ちるのかと思いきや、優しい話だったりするので、低価格帯ながら流行るのも納得です。
CGが良い
しかし、そんなシナリオのインパクトに負けていないのが作画です。ぼんやりとした作風が、この作品の雰囲気にあっています(又は、作り出しています)
それも凄いのですが、私が凄いと思ったのは絵にテーマが分かりやすく伝わってくるところです。このゲームでは「絵に込められたテーマ」に注目して進めていくと、面白いかもしれません。
構成の良さ
これが凄いです。主人公の家族は非の打ち所のない素敵な家族で、家族が眩しすぎて、主人公の暗さがよく目立ちます。
あとは冒頭で言った「強くて弱い」登場人物でしょうか。
強そうに見えて心の弱い生徒会長
弱そうに見えてここぞという時に強くなる白木
クスリに頼らなければ強くなれないねこ子
というのが私の印象です。主人公も変わってはいるのですが、上手く言い表せませんでした。
総評
強く勧めます。
価格帯、長さ、質が良いのでお手軽にプレイできます。私は短い中に色々詰め込んだゲームが好きということもあり、このゲームの評価はかなり高いです。
暗い話が好きな人向けのゲームかと思いきや、そんなことはありませんでした。内容は多くの方に受け入れられるものになっていると思います。
是非プレイしてみてください。