どすこい女雪相撲 感想

ついにけーこちゃんがCDデビューしました！

ブランド

見ての通りライアーソフトです

目次

評価

・部隊が独特

ライアーさん名物ですね。大奥に雪相撲なんてものがあったかは分かりませんが、舞台を一から考えて作ったのであれば手が込んでいると感じました。

･一応青春要素強いです。

正直独特すぎてスポコン物として楽しめるかと言うと微妙なところですが、これも大切な要素のひとつですね。

・メッセージ性あり

アホなだけかと思ったら意外にもメッセージ性がありました。伝統を守るのか、変えていくのか、理不尽に抗うのか、従うのか、そういったことです。

これもいつものことですね。

･やっぱり基本的にアホです。ネタは面白いですね。

マイ先輩が面白いです。ライアーさんにとっては控えめな感じがしました。

・ゲームの難易度について

ライアーソフトの中ではイベント回収が簡単な方？だと思います。攻略サイト様によってイベント回収する方法が違ったりしますが、それでも基本的には埋めようとして色々やっていればそのうち埋まっているものなのかという気がします。

感想･総評

ライアーさんが好きな方は是非！

見ての通り意味わからんゲームなので流石に｢超オススメ！絶対やりましょう！｣とは言えないゲームですが、理不尽というテーマに沿った作りが上手いことに加え、テーマ自体がブランドのイメージそのままなので私は気に入っております。

そもそも順番によって勝敗の決まるゲームなのですが、それ自体理不尽ですし…負けて何故順番を決めた人が責められるのか…

神様のしっぽ〜干支神様の恩返し〜 感想

こう見えてメッセージ性が強いのですよ…あまり表に出てこない新作ですが、いつか隠れた名作として扱われることになるかもしれないと思わせてくれるゲームでした。

ブランド DESARTSOFT

評価

･家族愛と動物愛をテーマとしたメッセージ性が強いです。

･最初から最後まで優しいゲームです。

･擬人化プレイあります。

･ネタが面白いです。このゲームのネタは若い人向けです。

･キャラがめちゃくちゃ多いです(13人)。それ故に結構長いです。

･キャラの属性が豊富なので、萌えゲーとしても満足出来るゲームだと思います。

感想･総評

強く勧めます

作画もシナリオも大切にしたい人にオススメできるゲームだと思います。

ネタもシナリオも面白いですし、退屈はさせません。誰でも知っている干支の話をこのゲーム風に膨らめたことも良かったです。

私のやった日常系のゲームの中では指折りの名作だったと思います。可愛い動物擬人化キャラを愛でることが出来れば良いと思っておりましたが、予想外に凝ったシナリオでそちらも楽しめました。特に苗の章が良かったです。

蟹工船(小林多嬉二) 感想

久々の読書録です。最早定例挨拶になりつつありますよね…すみません。

あらすじ

カムサッカへ蟹を取りに行く労働者の、行き過ぎた資本主義に反抗する話。

簡単に説明するとこれだけです。分かりやすく纏められる話だったので助かりました(笑)

感想

この本を読んで最初に持った感想は、なんて「臭い」の強い文なのだろうというものでした。読んでいて身震いするほどの悪臭が文から伝わってきます。それがそのまま如何に劣悪な環境で働かされているか分かるつくりとなっているわけですね。

しかし、いくら臭いがキツいといっても慣れてくるのです。そうして慣れてきた頃には劣悪な労働環境による、体の変化、心の変化が鮮明に浮き出てきます。

このように情景描写が凄まじく上手いです。正直読んでいて震えました。

この本の魅力は文体だけでなく、労働環境の改善を求める声というのはとてもタイムリーな話題で、現代にいながら共感できることは多いと思います(と、言ってもここまで劣悪な環境は多くないと思いますが…)

変にドロドロせず、分かりやすい悪があるのでスッキリするところも読みやすくて良いと思います。

このように読みやすく、分かりやすい文の魅力のある本となっております。もっと若い頃に読んでおくべき一作だと感じました。

夏ゆめ彼方(同人) 感想

夏ゆめ彼方の感想です。

ブランド ペットボトルココア

評価･感想

このゲームは評価を並べるより感じたことをストレートに述べる方が適していると感じました。このゲーム一番の魅力は心に残る温かさ

があるという事です。

同人ゲームはやたら心を抉ってくるようなゲームが多いですよね。このゲームも例に漏れず、心に刺さる部分がありました。

静かな立ち上がりで序盤は進んでいきますが、

このゲームを思い返す度になんとも言えない気持ちにさせてくれます。

正直ここまでやるとは思いませんでした。まあ、普通に楽しめれば良いかなと思ってプレイしたものですから、良い意味で期待を裏切ってくれました。

同人ゲームということもあり、短いです。

その中に強い感動が詰まっています。ふりーむで無料公開しているので、是非プレイしてみてください。

さかあがりハリケーン 感想

ブランド 戯画

目次

評価

どことなく「こんにゃく」に似た雰囲気

同ブランドから出ている「この青空に約束を」は青春学園もので、笑って泣けて楽しめるゲームとして有名です。意識して作ったと思うほど似ています。どこが似ているかというと、主人公のタイプ、爽快感、勢い、ネタの質でしょうか。

似ていると言っても秀でる部分はどちらの作品にもあるので、パクリとかそういうことを言いたいわけではないです。

勢いが強い

まさにハリケーン、タイトルの通りですね。いや、このゲーム自体タイトルの通りのゲームなのですが、とにかく勢いが強いです。台風のように周りを巻き込んでいく主人公の勢いが凄まじいです。

その勢いを活かすところが「学園祭」ではなく「学園祭の企画」というところがまた良いですね。学園祭がメインのにした青春学園ものでは、見せ場は学園祭当日にするのがセオリーだと思いますが、このゲームでは主人公達が運営側なので、開催するまでがとにかく熱いです。

こういった所に一風変わった部分を感じて好感が持てます。

シンプルな面白さ

このゲームを評価するなら「勢いがあって面白いゲーム」と言うと思います。ギャグとかそういうのでは無いですが、とにかくシンプルに面白いのです。アニメを見る感覚で楽しんでいただけると良いと思います。

総評･感想

オススメします。

深いことは考えずに楽しみたいときに良いゲームです。面白かったです。冒頭、「こんにゃくに似ている」と評価した通り、こんにゃくが好きなら楽しめると思います。こちらはあまり感動要素はありませんが、勢いと爽やかさなら「こんにゃく」に劣っていないと感じました。

私は…さかハリの方が好みです。こちらの方が纏まりがいいと思うからです。

夏ゲーかというと微妙なところですが、夏にやることを勧めます。

是非プレイしてみてください。

紅殻町博物誌 感想

ブランド レイルソフト

ライアーさんからの派生ブランドですね。

 目次

評価

各要素の纏まりが秀逸

私はこういったゲームを成り立たせている要素が互いに互いを活かし合っているゲームが大好きです。個々の要素の力が大きいゲームは沢山ありますが、この纏まりを感じさせてくれるゲームは多くないです。

このゲームはCGの作風と、シナリオ、テキスト、楽曲が合っているのはもちろんのこと、些細な部分から考えられて作られている感じがするのです。

文学テキスト

希先生の文学テキストです。縦書きでズラズラと小説のように書かれたテキストは我々に疲労と興奮を与えてくれます。疲れるけど面白いです。これがマッツさんのBGMとよく合います。

希先生もマッツさんも初見でしたが、すっかりハマってしまいました。なんというかこう…オシャレなんですよね。

素敵な雰囲気

主人公達は古いもの好きで、その主人公達が引き込まれていくのが紅殻町。なんとも大正浪漫を感じさせる街並みと、幻想的な珍奇物品税の数々はとても魅力的です。綺麗さを際立たせている背景のCGにもこだわりを感じます。

私はこのゲームを一言で述べるなら、「素敵なゲームです」と言うと思います。

独特なヒロイン

可愛いとは思えませんが、この作品の女性達には独特な魅力を感じました。

芯が強く、知的で、どこか変わった雰囲気をもっている4人、この作品を終えた後何作かプレイしたのですが、恐らく希先生の好みが少なからず入っているように感じます。

総評･感想

あまりおすすめできません

私は大好きなのですが、人に勧められる作品かと言うと微妙なところです。理由としては盛り上がりに欠ける部分がある、背景を理解し難い部分がある、という所でしょうか。このゲームのテーマがテーマなので仕方の無い気がしますが。

感想としては、まさに好みどストライクなゲームでした。購入理由もパッケージの絵に一目惚れしたからです。いざやってみると想定していた以上に自分の趣味に合ったゲームで正直驚きました。

私の気に入っている所は各ルートの最後、一見朴念仁のように見える主人公ですが、選択を迫られた時には必ずヒロインを選ぶところです。

趣味にも愛にも熱く、どちらを選ぶかと言われたら迷わず愛を選ぶ、素敵ですね。

ピンク･パンツァー〜ピンクの像〜 感想

ブランド ライアーソフト

初めに

評価はかなり辛辣ですが、私はブランドもゲームも大好きなのであくまで笑い話として受け取っていただけると幸いです。

本気で貶している訳ではありませんので…

ポイント

攻略必須です。

攻略に載っていないことで言えることは、このゲームパッチを当てずにプレイするとエンディングの前でループして永遠に訓練を続けることになるということでしょうか…

評価

やっぱりライアー

ブランドらしさ

ライアーソフトのゲームの感想を書く時は毎回書いている気がします。今回も例に漏れず、ライアーらしさがありました。

意味不明な戦闘要素

毎度思うのですが、その…要ります？今回はジャンケン＆育成がよく分からない要素なのですが、もちろんじゃんけんは後半になるとグーがパーを貫くようになりますし、育成で個別ルートに入れるようになるのですが、入り方が非常にわかりにくいです。

致命的なバグ又はミス又は仕様

致命的なバグというのはポイントで申し上げたエンディング前のループです。最初個別に入れていないのが悪いんじゃないかと何周もやりました。結局関係なかったのですが…

ちなみにこのゲーム、私は開けておりませんが25周以上やった後に特定の条件を満たすと開放されるイベントがあるそうです。

背景設定にこだわり

これもライアーらしさと言えましょう。今回は文明が巻き戻った後の世界なのですが、背景のつくり方はいかにもライアーと言った感じです。

やたら現実の世界と被せたがるのですよね。

変なところを突き詰めていたり…そこも好きなところのひとつです。

感想･総評

オススメ出来ません

私は好きなのですが、人に勧められるかというと微妙です。ライアーソフトなら他の作品をやって、自分に合いそうだと思ったらやってみても良いかと思います。

感想は、内容は急ぎ足の部分があるものの、面白さや見せ場もしっかりしていて楽しめました。主人公が格好良いのと、TRUEENDか良かったことが、かなり私の中でポイント高いです。説明不足感は否めませんでしたが…