こんこんちきな日記

名前に意味はありません。エロゲや本などの感想を書いていけたらいいなと思います。拙い文章で申し訳ありません。

傾城 攻略

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ブランド Ange

どこにも攻略が無かったので掲載します。CGは100%集めておりますが、間違っていたらすいません。

 

大筋としては早緑ルートと初月ルートです。BADENDは赤文字で記載しております。

 

 

早緑ルート

見世に灯かりが点くまで待つ

幼なじみで昔から知っている

SAVE1

面倒臭いし、ここから出よう

SAVE2

早緑に行かせる(早緑と戻る

SAVE3

あれは草露の声だ

草露END

 

SAVE3から

あれは橘乃の声だ

橘乃END

 

SAVE2から

早緑を連れていく

早緑END

 

 

初月ルート

SAVE1から

けじめだから、裏へまわろう。

とにかく部屋に入る(ここで叶を刺し殺す

SAVE4(2回使用)

黒鉄に直接聞きに行く

黒鉄END

 

SAVE4から

都に聞きに行く

俺が都を助ける(一度引き上げる

SAVE5

そんな話はしていない

都END

 

SAVE5から

もちろん覚えている

みなつEND

 

SAVE4から

榊達に協力する

心配だから暫くここにいる

結局、何も言えなかった

SAVE6

時雨が必要なんだ

それでも我慢する(二人の前に出る

時雨のそばに居てやる(時雨の身体が心配だ

時雨END

 

SAVE6から

時雨の身体が心配

それでも我慢する

ゆきに貸してやる(自分が持っている

初月END

 

神樹の館 感想

 

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ブランド METEOR

シナリオは公には田中ロミオ先生が書いたことになっておりますが、調べたところ田中ロミオ、希、サブシナリオに木村航先生で書かれた作品だそうです。

プレイしてみても企画を担当しているということもあり、希先生の作風が前面に出てきているように感じました。ただ、やはり彼以外の魅力も感じる作品となっております。

 

目次

 

ポイント

攻略の順番は

双子→麻子→紫織

が良いと思います。全員クリアすると、自動的に竜胆ルートに入ります。

 

評価

・作者の思い入れを感じる作品

下記に作者の思い入れを感じる所を記載します。私の妄想によるところが多いので、いや、違うだろう。というものがあっても御容赦ください。

主人公

私が希先生に抱いている印象をそのままキャラクターにしたような主人公でした。

文学が好きで、本の虫で、女性のタイプもどこかそれっぽいのですよね…笑

上手く言えませんが、ヒロインは可愛いのではなく美しい女性たちです。

 

双子

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最初に攻略すべきヒロインです。やっぱり教え甲斐のある年下の女性というのを好まれるものなのでしょうか。

彼女達に勉強を教えている時の秋成さんは本当に嬉しそうですよね。

興味あるもので、自分の研究の為とはいえ、よく分からない館に来た秋成さんの思いがけない楽しみだったのかもしれません。期待していなかった楽しさがあったことの喜びが伝わってきます。

下記のヒロインも同じです。

内容としては、館の不思議が見えてくるパートです。

 

麻子

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秋成さんの学友です。あまり文学には興味無さそうですが、なんだかんだ主人公の話を聞いてくれます。

彼女といると少年の心を思い出すようで、ふざける場面が多々あります。

これも文学が好きで落ち着いた印象の秋成さん(希先生も?)が、遊び心を内に秘めていることが分かります。紅殻でもそう感じましたが、彼は意外と…

内容としては、館の不思議が深まり、この館がどういったものか予想させるパートです。

 

紫織

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多分最も思い入れのあるヒロイン…なのではないかと思っています。

館のメイドさんでありながら文学者でもある彼女ですが、彼女が文学者だと分かった途端、秋成さんはとても喜んだように感じました。

自分の研究のため、興味あるものとは言えよく分からない館に行って、そこにいたのが自分と話の合う、しかも好みの女性だったら当然嬉しくもなりましょう。

屋敷に来た時代を想像させる、彼女の思考にも注目です。

内容としては、館がどう言ったものか、細かいところまで見えてくる、館の核心に迫るパートです。紫織さんのエンディングはどれも強い意味を持っていると感じました。

 

竜胆

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本作のメインヒロインです。

アルビノの少女です。私の大好きなこのCGは、アルビノ弱視である竜胆ならではのものだと思います。

この1枚で作品の雰囲気、キャラクターの特徴など、得られる情報がとても多いように思います。

内容としては、館の全貌を知った上で、さらに深く入り込むパートです。全ての話が1本に繋がる、私の大好きな展開です。

 

・迷うことのおもしろさ

ようこそ、神樹の館

この怪奇渦巻く幻の館で

存分に、お迷いくださいませ

この文章はとても印象的ですね。まさにこの文の通り、このゲームは迷うことのがテーマとなっております。

恐怖の館に閉じ込められるのではなく、不思議な館に迷い込む作品だと私は思っています。

希先生はこういった(先生にとっては夢の世界なんだろうなぁ…)と思う世界に入り浸る作品が多いように感じます。

 

・エロゲならではの仕掛け

希先生の作品はレイルソフトのものしかやったことありませんでした。あちらはエロゲをほとんど捨てた作品を作っておりますので、そのイメージがついておりました。

それと比べて今作はエロゲ特有の仕掛け(選択肢やループ)を上手く使い、それが作品の良さを引き立てています。

 

・作品を通して問いかけていること

作品を通しての問いかけというのは、自分の人生を歩むか、夢の中に籠るか、というものです。これはどちらが良いというものではありませんが、どのエンディングでも必ず結論を出す問いかけです。

結構希先生の作品にあるあるな問いかけのように感じます。

 

総評・感想

強く勧めたい作品ですが、館物ということもあり、万人の気に入る作品ではないように感じます。やはり館物というと暗い印象が強いですし、作品の持つ雰囲気も独特ですから…

そのままやっても楽しめる作品だと思いますが、私は先にレイルソフト田中ロミオ先生の作品を数本やってから手に取ることを勧めます。多分感じることが変わってくるのではないかと思います。確かにこの作品は希先生の印象が強いのですが、それでも彼がやりそうにない言い回しだったり仕掛けだったりが出てくるので、あと御二方のお力もあってこその作品だと思っています。

私は大好きな作品ですので、気になる方は是非手に取ってみてください。

小ネタも多いのですが、長くなるので紹介は機会があれば…

 

青異薔薇 感想

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ブランド ピンクリボルバー

 

地下迷宮で目覚めた青異薔薇が陽の当たる場所に出ることを目指すゲームです。

書き手と物語が読み手に訴えかけるメタフィクションとなっております。

 

「M向けRPG」な作品です。簡単にクリア出来た!という方は見たことないので、難易度は高いと思います。

 

このゲームの見所

大きくわけて2つです!

RPG部分

・シナリオ部分

 

RPG部分

・高難易度!

クリア出来ないことはありませんし、詰むこともありませんが、このゲームの難易度はかなり高いと思います。

RPGという要素がシナリオと絡めて上手く活かされている

正直もうダンジョンを攻略するようなRPGは時代遅れ、過去の産物と思う方も多いと思われます。

過去に囚われている、というところも重要なメッセージとなっております。

あとはマップの形状にも注目ですね!

 

シナリオ部分

・書き手、読み手、物語の物語

物語の書き手と読み手、更には物語そのものを描くHAIN先生のシナリオには毎度驚かされます。

今作は…書き手の苦悩がよく伝わってきて、ラストの戦いは泣けるほど良いものでした。

・過去作との繋がり

やっぱりありますね。甘えむやリトルびっちシリーズとの繋がりが強かったように思います。

あと銅像は四天王ですし…これはRPG部分に挙げた方が良かったかもしれません。

・含みのある濃厚テキスト

いつものことです、はい。流石ですね!

 

総評

上記の通り過去作との繋がりはあるものの、青異薔薇単体でも十分楽しめると思います。

ダンジョンだけでもかなり悩まされたり苦労させられたり…面白かったから良いのですが。

このゲームのシナリオ部分は全部通しても1時間満たないものなのですが、それだけの短さでも無駄が一切なく、楽しめて伝えたいことも伝わる濃いシナリオとなっております。

是非プレイしてみてください。 

難点と言えば、エッチシーンが強烈すぎること…でしょうか。毎度の事ながら…笑

 

サルバとーれ! 感想

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ブランド ライアーソフト

 

私の大好きなゲームのひとつです。

 

評価

バカゲーです。最初から最後までアホなんですよね…私好みのネタが多かったです。

ライアーさんはネタも良くてシナリオも良くて...などと思っていたのですが、甘かったです。このゲームはネタ100パーセントです。

・やることなすことめちゃくちゃで、勢いだけはあります。

…アホなこと以外特に思い浮かばないですね。ライアーのアホさを前面に出した、ライアーらしいゲームだと思います。

 

感想・総評

オススメします

評価では特に思い浮かびませんとか言っておりましたが、めちゃくちゃなネタが多い割に、ライアーソフトがどういうブランドか分かっていないと楽しめない、というゲームではなかったと思います。

…いえ、そんなこともなかったかもしれません。すごろくパートとかよく分かりませんでしたし、そもそもあの音ゲーもどき全然リズムにあっていないところに譜面が置いてあるので音ゲーですらないんですよ…流石ライアーさんです。

このゲームを語ると悪口しか出てきませんなぁ…何から何までめちゃくちゃで…そういう所が好みなのですが。

ギャグゲーとして何も考えずに楽しめるゲームだと思いますので、是非プレイしてみてください!

 

星継駅シリーズ 感想

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星継駅擾乱譚、星継駅年代史、星継駅疾走軌の感想です。

 

ブランド

レイルソフト

 

目次

 

このブランドの魅力

このゲームの紹介をするに当たって、まずブランドの魅力から紹介していく方が良いと感じたので私が勝手なイメージを抱いているだけですが、紹介していきたいと思います。

一言で表すと、読んで脳内で上映するブランドです。

ライターである希先生を立てる為のスタッフ、その集団にレイルソフトというレーベルを貼って作ったブランド、そう言っても過言ではないと思います。

希先生と言えば圧倒的な語彙と文学としてのセンスに優れ、小説形式だったり劇作形式だったりと、とにかくエロゲとは思えないテキストの書き方、シナリオの作り方をするライターさんです。

そして、作品から趣味が見え隠れしてしまうのも特徴です(笑)

先生の作品は読んでいて非常に作者が近く感じてしまうのです…

そんなライターさんを立てるものはやはり作画と楽曲、絵師さんは作品に合わせた雰囲気を持たせるため、作品によって別の絵師さんを採用されております。楽曲はまっつさんかさっぽろももこさんですが、どちらもこの手の作品に馴染む方だと感じています。

そんなスタッフ一同で作り上げたまさに独特を極めたような文学作品を是非お試しあれ!

として売り出しているのがレイルソフト…なのだと私は思っています(本当のところはわかりませんが)

逆に欠点といえば状況が掴みにくいこと、読むのが疲れるなどなど…人を選ぶ要素も多いです。

 

この作品の評価
・上記のブランド紹介そのままな作りです

・ハチャメチャな展開で笑わされ、そのままの流れで感動する展開へと持っていくため、笑いながら泣かされ、或いは熱くさせられます。

・舞台が幻想的です。

希先生こういう舞台もお好みなのですね。

・掘り下げきれていないところもあり。

まあ、こればかりは…結局登場人物にも分からないことは我々にも分かりませんので。

・変人が多いです。それが面白いのですけれど(笑)

疾走軌なんてそれはもう酷いものでした(笑)

各年代から変人という変人を集めて、参加しない変人は五条さんだけとなっております。

 

感想・総評

独特な作品なので、人に勧めるかどうかは微妙なところです…

以前やった紅殻で主人公がどのような話が好きかを問うシーンがあり、それが印象に残っておりました。今作はその問いかけそのままの、ハチャメチャで、冒険するようなシナリオでした。こういう所に作者の近さを感じることが出来るのですよね。今作本当に楽しそうにかかれています。

因みに私自身はこのゲーム本当に好きです。

 

 

 

虚構英雄ジンガイア(同人) 感想

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同人ゲームの超傑作です。2次配布可なので、製品版は入手困難ですが、持っている方から譲り受けるのが良いと思います。VOL.1~VOL.3、そしてVOL.FINALへと続きます。VOL.3にはVOL.1~VOL.3が入っています。

 

ブランド ばかすか

 

目次

 

ポイント

残酷な展開アリです

残酷な描写、展開の多いゲームです。狂気に触れているところもあるので明るいゲームではありません。

人間関係にこだわりあり

人間関係はかなり複雑です。その上登場人物全員主人公!のような作りなのでかなり厚みがあります。

長さは全部合わせてフルプライス1本分程度だと思います。
・戦闘シーンが熱いです。

BGMから戦闘シーンのセンスから、何から何まで素晴らしいです。

伏線や設定から作り込みの凄さを感じます。

いわずもがなです。

メッセージ性が強いです

生きること、正義についてなど、メッセージ性が強いです。

・あまり気になりませんが、誤字脱字が多いです。同人なので仕方がないと思いますが。

 

感想・総評

是非やりましょう!

冒頭でも話したとおり超傑作です。戦闘シーンはめちゃくちゃ熱く、展開は作りこんでいて面白いですし、メッセージ性に関しては道徳の教科書に載せたいくらいの内容でした。

個人的にはいくら設定が複雑になろうが、壮大なストーリーになろうが、役はあくまでRPGを貫いているところが好きです。この配役はは虚構英雄ジンガイアの世界観の根底にあるものです。

是非プレイしてみてください。

追記:1からFINALまででどれが一番好きかという質問の答えが意外にもバラけたりします。

私は一番3が好きです。ここでFINAL!と答えられないのが残念なところです...

 

乙女理論とその周辺 感想

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ブランド Navel

ナーベルではなくネーブルです。先日友人に間違いを正されました。

 

目次

 

ポイント

月に寄りそう乙女の作法のBADENDの派生になります。

りそなは最後の方が良いです。

進めかたは

リンデ→エッテ→メリル→りそな

が良いと思います。スルガ&イオンENDは2週目以降に入れるようになります。

見せ場はメリルルートとりそなルート(特にりそな)だと思うので、スルガ&イオンENDはどこに入れても大丈夫です。

 

評価

前作とのテーマの違い

前作は才能と努力について色濃く書かれておりましたが、今作は衣装に気持ちをのせることがテーマとなっているようです。

結局前作とどちらが良い?

結論から言えば同等の出来だと思います。

前作であるつりおつの引き継ぎということで、BADENDの派生だったので出来栄えを心配しておりましたが、違ったテーマでも前作にも劣らないと感じました。

今作の見せ場

前作見られなかった家族抗争が熱かったです。今作のメインだと感じました。

メリルルートとりそなルート以外は個人的には微妙でした…逆にメリルルートとりそなルートは素晴らしい出来だったと思います。

やっぱり朝日は朝日です(他にはない魅力的)

 良いキャラしてます。

 

感想・総評

おすすめできます

私としてはつり乙の方が好みでしたが、乙女理論も負けず劣らずの出来でした。

つり乙で大切な時に兄を支えたりそなに良い印象を持ったのなら、乙女理論も楽しめると思います。本気を出したりそなはとても魅力的で、ラストでの活躍もお見事でした。

キャラ押し要素が強めのゲームとなっておりますが、それだけでは終わらないのがこのシリーズの魅力かもしれません。