星継駅擾乱譚、星継駅年代史、星継駅疾走軌の感想です。
ブランド
目次
このブランドの魅力
このゲームの紹介をするに当たって、まずブランドの魅力から紹介していく方が良いと感じたので私が勝手なイメージを抱いているだけですが、紹介していきたいと思います。
一言で表すと、読んで脳内で上映するブランドです。
ライターである希先生を立てる為のスタッフ、その集団にレイルソフトというレーベルを貼って作ったブランド、そう言っても過言ではないと思います。
希先生と言えば圧倒的な語彙と文学としてのセンスに優れ、小説形式だったり劇作形式だったりと、とにかくエロゲとは思えないテキストの書き方、シナリオの作り方をするライターさんです。
そして、作品から趣味が見え隠れしてしまうのも特徴です(笑)
先生の作品は読んでいて非常に作者が近く感じてしまうのです…
そんなライターさんを立てるものはやはり作画と楽曲、絵師さんは作品に合わせた雰囲気を持たせるため、作品によって別の絵師さんを採用されております。楽曲はまっつさんかさっぽろももこさんですが、どちらもこの手の作品に馴染む方だと感じています。
そんなスタッフ一同で作り上げたまさに独特を極めたような文学作品を是非お試しあれ!
として売り出しているのがレイルソフト…なのだと私は思っています(本当のところはわかりませんが)
逆に欠点といえば状況が掴みにくいこと、読むのが疲れるなどなど…人を選ぶ要素も多いです。
この作品の評価
・上記のブランド紹介そのままな作りです
・ハチャメチャな展開で笑わされ、そのままの流れで感動する展開へと持っていくため、笑いながら泣かされ、或いは熱くさせられます。
・舞台が幻想的です。
希先生こういう舞台もお好みなのですね。
・掘り下げきれていないところもあり。
まあ、こればかりは…結局登場人物にも分からないことは我々にも分かりませんので。
・変人が多いです。それが面白いのですけれど(笑)
疾走軌なんてそれはもう酷いものでした(笑)
各年代から変人という変人を集めて、参加しない変人は五条さんだけとなっております。
感想・総評
独特な作品なので、人に勧めるかどうかは微妙なところです…
以前やった紅殻で主人公がどのような話が好きかを問うシーンがあり、それが印象に残っておりました。今作はその問いかけそのままの、ハチャメチャで、冒険するようなシナリオでした。こういう所に作者の近さを感じることが出来るのですよね。今作本当に楽しそうにかかれています。
因みに私自身はこのゲーム本当に好きです。